2017年10月19日木曜日

私的ドラフト候補指名予想 清宮幸太郎


間も無くドラフト会議が開催されますね。

そこでなんとなく私的なドラフト候補の評価を書いていきたいと思います。

まずは最注目のドラフト候補「清宮幸太郎選手(早稲田実業高校)。

高校通算111発の怪物です。

今年の年初は清宮ドラフト、12球団指名も!と言われておりましたが、1年間でいろいろなドラフト候補が登場してきて、今の予想では4〜6球団の重複ぐらいの予想でしょうか?

なによりファースト専門の守備に注文が付いていて、肩が壊れている疑惑があるようで、かねてからサードコンバート、外野コンバートと目論んでいた球団が片っ端から撤退してる雰囲気ですね。

打撃は評判通り申し分なく、満振りの三振かホームランかの長距離砲ではなく、中距離打者の長打力が更にあるタイプで、率も残せそうです。

左打者というのが球団によってネックですが、それを超越する魅力があります。

ただメジャー志向も強く、その辺りも評価が分かれそう。

指名確定は指名宣言の出ている阪神タイガース。
ここ2年、当日の金本監督の一声で指名選手が変わっていることもあり、フロントが先手を打った模様。
それだけスカウトの腕に信頼がなく、また、過去のドラフトでも決して指名巧者ではなく、スカウトの力量にも不安点があり、わかりやすく注目選手を指名するのが無難なイメージです。

同じく過去の逆指名ドラフトでスカウト力が落ち、近年独自路線を掲げ失敗続き、というスカウトの手腕に信頼度が下がっていそうな読売ジャイアンツも指名しそう。
わかりやすく松井秀喜二世で、こすれば入る東京ドームとの相性も抜群です。

他球団では日ハムが筆頭候補に上がっていますが、日ハムはどうでしょうか。
同じポジションの中田翔がFA移籍しなさそうなので、ファーストに清宮を取るのはいかにもダブつきを感じさせます。
独自チャートから指名選手を選ぶと言われていますが、スター性もそのチャートには含まれそうなので、そういった意味では得点は高そうですが、広島が単独指名を画策する中村奨成の指名がしっくりくる気がします。

他にはヤクルトやロッテ、中日、オリックス、横浜といった球団の名前が挙がっていますが、横浜以外はいずれも下位チームで即戦力投手の方が欲しそう。
横浜もファーストにロペスがおり、高卒野手に行くなら地元の横浜高校の増田外野手辺りを指名しそうな感触です。
そうなると2球団ということもあり得そう。

4〜5球団重複をイメージしていますが、最少なら阪神、巨人の2球団か。

さてどうなりますか。
ドラフト会議は26日です。



2017年10月3日火曜日

2018年阪神タイガースのポジション




まだクライマックスシリーズも終わっていませんが、来年の展望とか考えてみたいと思います。

とりあえず第一回は野手編。

キャッチャーは今季のドラフトで上位で捕手の名前が挙がっていないので、来年も坂本と梅野の争いでしょう。

肩が魅力的な梅野を推したいですが、シーズン終盤にノーアウト1-3塁でアッサリ空振り三振をした梅野を以降干して坂本を使っていたこと、また坂本がそこから結果を出したことから、怪我がちなのが気になりますが、坂本中心となるのではないかと思います。

ファーストは今季、原口に期待してファーストの補強をせずにシーズンインしながら苦戦して、結局、ファーストのロジャースを獲得したこと、また昨年はサードが空いていましたが、今は鳥谷がいたり、西岡などもサードで行きそうなこと、サードの外国人に長打力のあるタイプはなかなかマイナーにはいないこと、巨人参入の噂でゲレイロの獲得が難しそうなことから新外国人はファーストの選手になると思います。
中谷は外野やって欲しいですしね。

セカンドは今年、結果を出している上本でしょう。

サードは鳥谷。


ショートは大和のほか北条、糸原、植田海らの争い。
大和が結果を出していますが、ここはちょっと不安も残してますよね。
大和、キャッチャー、ピッチャーの下位打線はいかにも下位打線すぎて。
大和も素晴らしいですが、来年こそは北条の覚醒に期待したいところです。

外野は激戦ですよね。
糸井、福留がある程度確定すると残りは1枠。

まあ福留は来年も休ませながらになるとは思うのですが、まだベンチに置くというのは難しいかもしれません。

そこを今年ブレイクした俊介、昨年の新人王高山、今年20発の中谷らで争う展開ですね。

こうして考えるとかなり充実しているように思えますね。

ただ、来年はさらに福留が衰える可能性もありますし、大和が今年の打率ぐらい打てるとも限りません。

いずれもベテランですが、そこに無用の気を配るのではなく、しっかりとした世代交代を目指して、次世代のスタープレーヤーを育成して欲しいですね。



2016年6月25日土曜日

阪神フロントに聞いて欲しい。今年は若手を使ってくれるからあまり勝てなくても楽しい。


阪神タイガースは昨年まで、場当たり的な穴埋め補強の大好きな球団でした。
特に中村GM、和田監督コンビの時はすぐに結果が欲しがっていたため、特に顕著だったキャッチャーでは、城島、藤井、今成、日高、鶴岡、とシアトルマリナーズを含めいずれも前年リーグ最下位のチームの2番手以降の捕手を場当たり的に獲得していました。

阪神フロントの口癖は
「阪神ファンは厳しいから育成するというのは待ってくれない。」
でした。

はあ??勝ってから言え!!
と場当たり的な補強をする元凶に挙げられたファン達はギリギリと歯ぎしりをしていました。

ところが金本監督になり、超積極的に若手を起用しています。

その中から、一軍に定着する選手も出てきています。
残念ながらまだ結果は出ていませんが非常に未来に期待の持てる前向きな年になっています。

これだけ若手を抜擢しても、ボロボロに負けているわけではありません。

阪神ファンはこういうのを待っていたんです。

90年代の暗黒時代は楽しかったですが、もう2度とあんな中村和田時代のような暗黒時代は経験したくないです。



2016年4月1日金曜日

まずは好スタート

阪神タイガースは開幕2カードが終わって3勝2敗1分とまずまずのスタート。

ここまで主将の鳥谷が打率1割と苦しむ中、また開幕投手メッセンジャーでまだ一つも取れていない中、貯金をして2カードが終えられました。

これは偏に高山、横田、ヘイグの新戦力3人の活躍によるところが大きいと思います。

ヘイグは3Aの成績からすると、このぐらいはやってもおかしくないとは思いますが、高山は想像の遥か上でした。

いくら大学安打記録を作ったとはいえ、打率は飛び抜けた数字ではありませんでしたので、伊藤隼太のようなイメージをしていましたがとんでもなかったですね。

伊藤隼太も将来は3割を打つシーズンが出てくると思いますが、高山は初年度から打ちそうな勢い。

これはとんでもない選手が加入してくれたのかもしれません。

今後が非常に楽しみです。

さあ、今日からDeNA3連戦。
初戦の先発は能見と井納。

今日は高山、横田、福留、鳥谷の左打者がキーポイントだと思います。

頑張れタイガース。


2015年12月9日水曜日

金本阪神に期待する事

超久しぶりのブログになってしまいました。

この間、阪神はドラフトやらFAでの高橋聡投手の獲得、中村GMの逝去、そして金本新監督の誕生と、かなりの変化を遂げました。

まずドラフトは先発五本柱に次ぐ先発投手候補を獲って欲しかったのは1番ではあるのですが、ここ数年、目先の結果を追い求めた結果、投手偏重ドラフトになっていたので、微妙な大卒投手を獲るよりは、野手の獲得に成功したのは良かったと思います。

外野は被っているように見えますが、大和、上本、西岡、今成、新井など中堅がまだまだやれそうで、更に北条が下で結果を出し始めており、また植田という楽しみな選手もいる内野より、中谷、一二三、伊藤隼太、俊介など伸び悩む外野手のところに刺激的な選手を獲れたのは良かったのかもしれませんね。

2位で捕手の明治の坂本を獲得。
梅野への刺激という意味では良い獲得かもしれませんが、捕手偏重気味なので、とにかく育成を放棄せず、頑張って育てて欲しいですね。

何年もレギュラー捕手が育たないのに、なぜかずーっと吉田康夫コーチがバッテリーコーチをやっていたので、ここを入れ替えて、しかも矢野コーチを迎えられたのは非常に楽しみです。

金本監督は、肉体派のイメージが強く、最初はあまり歓迎ではなかったのですが、秋季キャンプのリレーなどの工夫や、熱い発信力、そして何より若手にも目を向けているところに非常に期待感を持っています。

仲良し内閣と揶揄されていますが、今までどうしても暗黒時代の選手がコーチ陣だったので、逆に言うと優勝メンバーがコーチになって戻ってきたということで、歓迎すべきことだと思っています。

球界全体を見回して西武黄金時代の選手の指導者としての成功は特筆すべきものがありますしね。


そんなわけで、来年こそは期待したいと思っています。