2013年10月11日金曜日

中日谷繁兼任監督就任のニュースに見る名捕手の必要性と育成

中日ドラゴンズが、高木監督の後任として谷繁元信捕手を選手兼任監督にする事を発表しました。

阪神ではプレーイングマネージャーって栄光の永久欠番10の藤村富美男さんぐらいですか?

まあプロ野球の歴史的にも、近年やと古田敦也さんに野村克也さんぐらいでしょうか?

やはり名捕手というのは存在が大きいですね。名捕手と呼ばれる方はいずれも監督に就任していますし、非常に育成の難しい特殊なポジションなだけに1人素晴らしいキャッチャーがいると、何年もチームも勝ち続けることが出来ます。

近年で名捕手と言えば、伊東勤、古田敦也、谷繁元信というところでしょうか。

ここに最近では城島健司、阿部慎之助、矢野燿大といったところが続く感じかなぁ、と思います。

全員に共通する事は右投げぐらいしかありませんが、伊東勤、谷繁元信、城島健司といったところを見て思うのは、高卒から入って早い段階で我慢してでも使われた点でしょうか。

それぞれドラフト1位でそれだけの資質を持ってたことは間違いありませんが、若い頃から経験を積んだことが晩年まで生きたのではないかと思います。

古田敦也や阿部慎之助のような大学や社会人からの例はあれど、やはり高卒でというのが名捕手の近道の第一歩なのではないでしょうか。

阪神に目を向けて見ますと、まあここ15年ぐらいドラフトでも捕手は乱獲しているのですが、関川、浅井、狩野、今成、中谷など、少し足が速かったりバッティングが良かったりするとバッティングを活かす為にと野手転向。

転向していない選手は、打撃が悪いからと使わず、近年で言えば矢野燿大引退間際からは城島、藤井、日高と、FAで乱獲し、何年も働けないベテランでお茶を濁してきました。

矢野は中日からのトレード組で、生え抜き捕手で規定打席に到達したのは85年以降、関川の1回だけです。

85年の木戸勝彦も規定打席には到達していないらしいです。

今年の阪神のドラフトは捕手と即戦力投手らしく、是非、1位で森友哉を筆頭に豊作と言われる捕手を獲得して欲しいところ。

そして、とにかく我慢して使って欲しいです。

また、伊東勤に森祇晶、古田敦也に野村克也、城島健司には若菜、矢野燿大にも野村克也と、名捕手にはいい師匠がいたように、バッテリーコーチには優勝経験のある何年もレギュラーを張ったコーチについてもらいたいですね。

吉田コーチがどうというわけではないですが、名捕手を育てるコーチとしては役不足な感じはします。指導を見たわけではないので、勝手なイメージですが。

なんとか今年は良い捕手が獲得出来ると良いですね。

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