2014年8月18日月曜日

祝 岩貞初勝利

阪神タイガース、今年のドラフト1位ルーキー岩貞投手が初勝利を挙げました。

6回途中2失点ということで、今後、バシバシ勝って来年は2桁勝てる!…かどうかというと、まだ未知数な部分はありますが、先発の5番手6番手のいない阪神タイガースにとっては大きな戦力になります。

また昨日の試合は上本の初球先頭打者アーチに始まり、鳥谷8号弾、梅野7号弾と、ホームランがよく出ました。

この1番と8番が7発打ってる打線は心強いですよね。

甲子園が本拠地ということで、ホームランの増えにくい球団ではあるのですが、その中で上本、梅野の2人が7発打ってるのは、相手投手にはかなりプレッシャーだと思います。

上本は中堅に差し掛かり始めましたが、まだまだこれからですし、梅野はまだルーキー。
楽しみな2人ですね。

シーズン後半の疲れが出てくる季節になってもしっかり起用し続けて、来年以降、押しも押されぬレギュラーとしてやれるよう鍛え上げて欲しいです。

2014年8月14日木曜日

7番目の男G小山がキャッチャー阿部の肩叩き?

昨日の阪神巨人戦、勝利の立役者小山雄輝投手。

新人の小林捕手に導かれ7回途中を1失点で4勝目。
ローテの谷間を埋め続けてきた投手がいよいよ本格化の気配で、阪神贔屓としては戦々恐々です。

見てる側からしたら明らかに大竹より小山の方が嫌ですもんね。

そんな小山投手の東スポに掲載された談話。
「首位攻防戦というのをすごく意識した。小林がいいリードをしてくれて、それに阿部さんが一塁にいるとキャッチャーが2人いるという感じで心強く投げられた」

勿論、一塁とキャッチャーは全然違うし、ファーストがキャッチャーの仕事をする事なんてありません。

この話と

G小山「阿部さん一塁心強い」

という見出しから、やや東スポの印象操作とも見受けられますが、実際、原監督がそういう起用を見せているのも事実。

小山も薄々、そういった雰囲気を感じている中で、阿部へのフォローをしたつもりが、こうしたコメントになってしまったのでしょう。

元々、阿部は昔からリード面は評価が低く、また小林獲得時から世代交代はある程度既定路線でもあったので、火のないところに煙は…じゃないですが、巨人内部にそういった空気があるのは確かなんじゃないかなー、という穿った見方をしています。

個人的に阿部選手は同世代なので内野手に転向して負担を少なくして、1年でも長く現役を続けられるよう頑張ってほしいです。

2014年8月9日土曜日

【思い出の選手列伝】小田真也(西武)

久しぶりの思い出の選手列伝。

今回は西武黄金時代を支えた左のワンポイントリリーフ小田真也投手。

背番号52を背負い、179cm70kgの細身の体で、カーブとシュートの反側球で打者を翻弄し、決め球の左のサイドハンドからのクロスファイヤーが絶品の投手でした。

出身は和歌山県の新宮で、新宮商高から京都大丸を歴て81年のドラフト3位入団。

ハイライトは86年。
1軍に定着すると1試合の先発を含む35試合に登板。
初勝利、初セーブを挙げ2勝1敗1Sの成績を残し、西武黄金時代の勝ちパターンの貴重な中継ぎとして、84年から1試合づつあった先発も以後はなく、中継ぎ抑えとして活躍しました。

88年には44試合に登板し、5セーブを挙げるなど、ちょうど85年から始まる広岡→森監督の常勝西武を支える活躍。

個人的には非常に被本塁打の少ない投手というイメージでしたが、139イニングで17本と、そう少ないわけではなかったようですね。

当時の西武で最も好きな投手だったので、小田にセーブが付くととても嬉しかった思い出があります。

通算は9セーブ。

ワンポイントリリーフが主要な投手で9セーブは立派な数字ですね。

その後はwikipediaによると、お好み焼き屋、野球教室などを経て、現在は2011年3月より、アルペンスポーツデポ沼津店においてベースボール・アドバイザーとして勤務しているとのこと。

アルペンは元プロ野球選手の雇用に力を入れており、こうした元プロ野球選手が道具選びなどをサポートしてくれるという、私のようなプロ野球ファンにはたまらないサービスを、行っておられます。

また、マスターズリーグでも活躍され、大阪ロマンズの一員として、04〜05シーズンでは最優秀防御率を獲得したとのこと。

相変わらず、さすがの仕事人ぷりですね。