2014年9月18日木曜日

阪神の2015年の補強ポイントを考えよう。

既に気持ちは来季です。

阪神の2015年の補強ポイントを考えてみたいと思います。

今年苦しんだのは兎にも角にも先発投手。
まずは6枚揃えられるだけの布陣は整えないと、今年のように常に5番手6番手が谷間では苦しいですね。

また、能見も現在35歳。
昨日の好投は記憶に新しいですが、今季の不調なども考えると、いつまでもエースで!とはいかないと思います。
メッセンジャーは残留してくれるものと信じておりますが、他に計算出来るのが岩田、藤浪だけ。

浅村や山田哲人、森をスルーしてまで投手偏重ドラフトを繰り返して来た割には寂しい現実です。

ここは是が非でも即戦力投手を!と言いたいところですが、ここまで大社投手ばかり獲得して来て失敗しているので、もうこれは、即戦力云々じゃなく、投手で力のある投手を獲得する他ないと思います。

中村GMが続投になると、焦りからまたロートル投手を取りかねないので、それは避けて欲しいところ。

ただ、今年はもう一箇所。
セットアッパーにも苦しみました。
福原も昨年に比べるとかなり安定感を欠き、年齢的に来年、昨年ほどの活躍が期待出来るかというと怪しい感じがしますね。

セットアッパーに関しては若手をハメなくても、先発するスタミナはなくなったけど、球に力のあるベテラン投手が輝くポジションなので、こちらはFAやトレード、メジャー帰り、自由契約選手など、いろんな選択肢を持って良いと思います。

さすがに藤川球児はまだ帰ってこないでしょうけど、ここはドラフトでどうしても埋める必要はないかなぁ、と個人的には思います。

とにかく2015年はドラフトで力のある投手を獲得することと、セットアッパー探しですね。
あとは、何がなんでも鳥谷は残留してもらうこと!!

.320とか打つと、良い条件でメジャーから声が掛かりそうなので、.300ちょいでいいです。

監督問題は、本音で言えば交代して欲しいですが、とにかく結果の出てないGMですよね。
なにげにそこが1番の補強ポイントかも。

2014年9月16日火曜日

【思い出の選手列伝】加世田美智久・逢坂輝樹

個人的な思い出の選手を挙げて行く思い出の選手列伝。

今回は1987年に西武に新入団を果たした投手二人です。

加世田美智久投手はドラフト4位で西武ライオンズに指名され都城高校から入団。
都城高校はロッテのストッパー井上祐二、コユキの方の田中幸雄(田中雄)、後の楽天のストッパー福盛和男なとを輩出した名門校です。
加世田投手は当時も今も珍しいナックルボールの使い手として入団時はコアな西武ファンを喜ばせました。

結局、一軍では1試合に投げただけで1982年に退団。

その後は西武で打撃投手を務めました。
2010年に退団後、現在は、三井浩二の入間野球教室の講師や入間リトルシニアの監督を務めているそう。

※入間野球教室

現在も野球に関わっておられ、地元FM局の取材を受けておられるなど、野球選手の第二の人生としては比較的順風満帆なのではないでしょうか。

※SPO-NOW


1987年(正式には1988年入団)に西武ライオンズに入団した投手はもう一人います。

逢坂輝樹投手。
ドラフトでは指名されていませんが、当時の制度にドラフトに漏れた選手のドラフト外入団という自由競争の制度があり、逢坂投手は奈良商業からドラフト外で入団しました。
私は逢坂春樹と間違えて記憶していたので、恐らく逢坂輝樹とかいて「はるき」という読み方だったんじゃないかと思います。
当時の西武ライオンズ友の会の会報にはまだ荒削りだが145キロの快速球は魅力、と、書いていました。
今ほどウエイトトレーニングが盛んでなく、またスピードガンの性能も甘かった当時、145キロは希少な快速球でした。

その快速球に思いを馳せ、活躍を楽しみにしていましたが、一軍登板はありませんでした。
2軍では通算0勝4敗1Sの成績が残っているようですね。

2投手とも、一軍で活躍することはなかったのですが、ナックルボーラーと145キロ右腕にワクワクした、そんな記憶が残っています。




2014年9月12日金曜日

和田監督の後任は平田勝男二軍監督じゃないかな。

さあ、巨人に勝負所で三タテをくらいました。

「終盤の勝負所ではベテランの力が必要」という何の根拠かわからない勝利の鉄則を持ち、毎年、この時期になるとベテランをスタメンで起用し、毎年9月に失速する我がタイガース。

この三連戦も二戦目からは万を辞して、5番に一ヶ月ヒットのない新井兄、6番に今季.220の低打率に沈む福留と、ベテランを起用し、必勝体制で臨みましたが、5番新井は代打で出た初戦を含め8タコ。
福留は7-3とまずまずの結果を残すも、チャンスでは凡退するなど、起爆剤にはなれず、安定の天王山三タテをくらいました。

この結果、続投が既定路線だった和田監督の解任案が浮上。

関西のテレビ番組やスポーツ紙では矢野だ金本だ岡田だとやいやいやっています。
勿論、近年、コーチ未経験者を監督に据えたことはなく、阪神はコーチ経験者を監督に置くという方針を知りながら、数字の取れる人気の高い2003V戦士の名前を出しております。

まあ、上記のことから矢野や金本という線はかなり薄いです。
特に金本は引退間際に起こした金銭とラブルからクリーンなイメージではないだけに、球団としては監督にはしづらいと思います。

岡田彰布元監督は真弓明信監督時代にあれやこれや言ったことが球団からよく思われていないであろうことと、将来の監督路線に乗せるために、なんとか掛布氏にユニフォームを着てもらいたい阪神としては依頼しにくいでしょう。

内部の筆頭候補は二軍の育成に定評があり、人気も高い平田勝男二軍監督が筆頭。

他の候補者に比べてマイナス要素が少なく、群を抜いて監督候補者としてリードしていると思います。

ズバリ、次期監督は平田勝男二軍監督ではないでしょうか。

個人的には外部から、古田敦也氏とか引っ張って来て欲しいですけどね。

2014年9月11日木曜日

阪神安定の9月失速

阪神が今年はなかなかいい戦いをしていたのですが、早めの和田監督続投表明に、「勝負所では勝負強いベテランの力が頼りになる!」という謎の阪神にはびこる川藤理論で、ベテラン重用、更に安定の9月大失速。
毎年毎年、同じような光景を見せられております。

以下、日刊スポーツの記事より。

 絶望の連敗が止まらない。虎が今季ワーストに並ぶ5連敗だ。和田豊監督(52)は2年ぶりにマット・マートン外野手(32)を1番起用、ビハインドの展開で守護神呉昇桓の投入と執念采配を見せたが実らず。首位巨人に6・5ゲーム差に離された。今日11日に敗れ、2位広島が勝つと自力2位の可能性が消滅するどころか、4位DeNAには3・5差まで迫られる。恐怖のBクラス転落危機だ。


攻めの投手起用は悪くないと思うんですね。
いい執念を見せてくれたとおもいます。

問題はね、ここ。

 和田の手(1) 自慢の中軸を変えた。開幕から欠場した2試合以外は「5番」だったマートンを、12年7月18日巨人戦以来の1番に据えた。巨人菅野に14打数6安打だった好相性どおりに、初回いきなり中前打でチャンスメーク。鳥谷の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。采配的中で勢いづいた…はずだった。

 和田監督 ここ数試合、点が取れなかったから。マートンはヒットも出るし、長打もあるし、1番の経験もある。クリーンアップの前に塁に出したいという気持ちだった。

 5番には8月10日から安打のない新井を起用した。6番には5試合ぶり出場の福留。ベテラン2人の経験に託した。1回は先制し、なおも1死二塁で、ゴメスと新井が凡退。4回も2死満塁で梅野が倒れた。極め付きは1点リードで迎えた6回。先頭ゴメスが右翼線三塁打も、新井と福留が前進守備の内野ゴロ、伊藤隼は三邪飛だった。9月恒例の拙攻の連続で、直後に失点。指揮官も「新井は力が入っていた。もうひと息。ちょっと違う風が吹いたけど、もう1本」と嘆いた。


いや、なんでベテランに託すん?

去年も今年も、調子の上がってない2人に託したとして、急に9月から打つわけないでしょうよ。

新井に至っては移籍してきて9年間ずっと不振。

何これ。

阪神はこういうの多すぎ。

代打の神様とか煽って、代打成功率3割を超えたこともない2割ちょいしか打ててない打者をずっと勝負所で代打で使い続けたり。

八木はほんまに神様級の2年間がありましたけどね。

良太と新井、今成と福留の数字を見比べたらどっちがどうかなんて、小学生でもわかるんですけどね。

ベテランは勝負強いという幻想をまずは振り払わないと来年も9月に失速するとおもいます。